「そっか、日本と韓国って」と検索したことがあるだろうか?
「韓国へのイライラ、日本へのモヤモヤがいっきに解消する」「グローバルな視点で、確かな学術論文に依拠しつつも、爆笑エピソードが満載で、絶対にこの著者にしか書けない」と話題を呼び、『週刊ダイヤモンド』『PRESIDENT』等のビジネス誌の書評、およびアカデミーヒルズの「今読むべき新刊書籍」としても評価されているのが、新刊『そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。』だ。
著者は、『最強の働き方』『一流の育て方』などのベストセラーでもよく知られる、著作累計70万部のムーギー・キム氏。京都に生まれ、日韓両国の文化の中で育ち、フランス・香港・シンガポールで学び働いてきた。
「日本や韓国について『フラットな視点で』『楽しみながら』両国関係をもっと知りたい人」向けに書かれた「人生で最も書きたかった“日韓関係の教科書”」だという同書は、全国のさまざまな大学図書館にも置かれ、一部の大学の授業では「課題図書」として使用されている。
以下では、そのムーギー氏が「トイレの国際比較で明らかになる、日本の意外な3大特徴」について考える。
日本は「世界最強の"トイレ超大国"」
「うわー、所得やらGDPやらが逆転された言うたかて、トイレの質だけは日本が永遠に圧勝や~!」
私はこの原稿を韓国の釜山からソウルに戻るKTX(韓国の高速鉄道)の中で書いているのだが、KTXのトイレは、日本の新幹線に比べて、使い勝手がきわめて悪い。
トイレの質も随分上がり、ウォシュレットも普及してきたとはいえ、トイレの質はまだまだ未熟なのだ。
仮に「トイレの品質」だけで世界各国のランキングを決めたとするならば、日本は「世界最強のトイレ超大国」であり、「世界トイレ連合の常任理事国」であり、「太平洋トイレ条約機構の名誉議長国」に推戴されることであろう。
それでは、なぜ「その国のレベルは『トイレの質』で計れる」などと私が主張しているのか。たかだかトイレに入っただけで、その国のいったい何がバレるというのか。早速、見ていこう。
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