結果が出ない人に欠ける、たった1つの「思考法」 トヨタで大事にされている考え抜くスキル
私は新入社員研修に登壇することもよくあるのですが、こうした苦い経験を踏まえ、努めてこの上司に一喝された話をするようにしています。
つい最近まで、テストで「私はわかっています」と証明すればそれでOKだった新入社員に、「そのマインドセットのままでは、かつての私のように早晩行き詰まります」と、身を削る想いで伝えているのです。
とにかくまずはやってみることの重要性
そして、「私はわかってません、だからできません、やれなくても当然です」ではなく、「とにかくまずはやってみる、やってるうちにできてくるし、わかってくる」という「やるかどうか?」で働くことの重要性を説いています。
実際、この話についてはこれまで多くの若手ビジネスパーソンから、「目からウロコだった」「コペルニクス的転回とはまさにこのことだと感じた」「頭を殴られたような一生モノの衝撃でした」といったメッセージをもらい続けています。
ただ、くれぐれも誤解しないでください。このエピソードは若手向けの話なのかというと、決してそうではありません。
日々の業務遂行では「わかるか?」「できるか?」よりも「やるか?」を重視できている人も、学習や読書への姿勢となった瞬間、学生時代に逆戻りして「わかるか?」モード全開になってしまうのです。
だからこそ、ここまで読み進めてきたみなさんに、次の質問を最後に投げかけてみたいと思います。
ここまで「わかるかどうか?」をメインで読んでしまっていませんか?
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