私が外資系投資銀行を辞める時、今まで一度も会ったことのない人事の方と面談をしました。
面談は形式的なもので、人事の方は会社として何か問題があったかを聞いてきました。そして、彼は私が本当にやめるのかなどを再度確認してきました。
私が、「えぇ」と答えると彼は「そうですか……」と残念そうに目を潤ませました。それを見て私は思いました。
おぉ……
初めて会った女のために、目を潤ませられるなんて…
この人、演劇学校でも通っていたのか……
ただ者ではありません。さすがは外資系金融に勤める男です。同じようにして、何人ものクビを切ってきたのでしょう。
温厚な笑顔の下にある人事の人の本当の顔こそが、リストラを行う、死神なのかもしれません。
このように外資系企業では常に複数の判断基準から評価され、リストラ対象者かどうかを判断されています。パーティーなんて面倒くさい、行かないでいいやーを続けると、それが何につながるかわかったものじゃありません。一瞬一秒たりとも気が抜けないのです。
会社は、その会社を愛してくれる者以外は必要としていません。常に新しい仕事を覚え、会社を愛し、いつリストラが起こってもいいように社畜力を磨いていきたいところです。
といったところで今日はこのへんで失礼します☆
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