元官僚46歳「夏に稼ぐスキー場」を生んだ逆転人生 「100のテレビ番組で紹介」仕掛け人の大胆発想
これは冬のシーズンの来場者数(コロナ禍の影響もあった2021~2022ウィンターシーズンは9万9000人)を大きく超える数です。「冬よりも夏に稼ぐスキー場」への転換に成功し、通年で見ても、しっかりとした黒字を残せるようになったのです。
「隠れた資産」を見つけ出し、磨き上げる
これらの取り組みには、実は通底する考え方がありました。それが「隠れた資産を見つけ出し、磨き上げること」です。
「隠れた資産」とは、簡単に言えば、「磨けばその会社や地域にとって宝物になるのに、何らかの理由で埋もれたままになっているもの」です。すでにそこに存在しているものを活用するので、ゼロベースで何かをつくるよりもコストも時間も少なくてすみます。お客さんから見ても「なぜその場所で、そのビジネスをやるのか」が伝わりやすくなるため、口コミも起こりやすく、メディアにも取り上げてもらいやすくなります。
このため、本当にポテンシャルのある「隠れた資産」を目利きすることができれば、成功確率は格段に高まるのです。
例えば、私たちの看板施設である「白馬マウンテンハーバー」は、白馬岩岳の山頂から見た白馬三山を望む西側の景色と、そこに面した崖状の地形といった地理的な好条件、そして山頂という厳しい条件でも飲食店を運営できる能力など、これまでグリーンシーズンに活用されきっていなかった資産がベースになっており、まさにこの「隠れた資産」の活用例なのです。
@shiho_zekkei ここがカフェって信じられる?#長野#白馬#TikTok3周年 #Japan ♬ Love Story - Disco Lines
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