東大生直伝「国語が苦手でも成績上がる」1つの方法 「接続詞」の役割を知ると、筆者の主張がわかる

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先ほどの文章も、文章全体で見ると「アニメって世界に売っていく価値があるよね」ということが言いたいのだとわかります。「海外から見たときの日本の文化は偏っている場合がある」というのは、蛇足の話であり、言いたいこととは違います。だから、ここでは「ただし」が正解なのです。

もし後ろの文章が「日本の文化をありのままに伝えるわけではないのです」という流れになっているのであれば、「しかし」になります。

アニメは、今や世界にとどろく日本のコンテンツになっています。アニメの影響もあり、世界中の人に日本の文化が知られていますね。
しかし、海外から見たときの日本の文化は偏っている場合があります。
日本の文化をありのままに伝えているわけではないのです。

となるのです。だから先ほどの文章は、前と後ろだけを見ても答えはわからないのです。

接続詞を見れば、本当に伝えたいことがわかる

ちなみに、「そして」はまた違う考え方になります。

「A」そして「B」のとき、本当に言いたいのは「A」と「B」どちらでしょう? 正解は両方です。「A」の続きの内容などが連なって進んでいくことが多いので「A」「B」どちらも同じくらい重要な場合に使います。

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「Aさんはかっこいい。そして、Aさんはいい人だ」

という感じで、Aさんのことを肯定的に考えているという点では一緒の話をしているわけです。前も後ろも文章の結論が変わらない場合に、「そして」を使うわけですね。この話を理解しておけば、接続詞を見て「その人が本当に伝えたいことが何なのか」が理解できるようになります。

国語という科目は、あまり今まで「努力すれば点数が上がるものである」という認識をされていませんでした。みなさんの中にも、国語に苦手意識を持っている、あるいは持ったまま大人になってしまったという人もいると思います。

しかし、このように接続詞を理解して「大筋の理解」ができるようになれば、文章を読むスピードは必ず速くなり、すぐに理解できるようになります。ぜひ頑張ってみてください!

相生 昌悟 現役東大生

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あいおい しょうご / Shogo Aioi

2000年生まれ。地方公立高校出身の現役東大生。高校入学当初から勉学に励み続けるも、思うような結果に結びつかず、努力の仕方を考え始める。最終的に、努力を必ず目標達成に導く「目標達成思考」を確立し、高校3年時に東大模試で全国1位を獲得。その後、東京大学に現役合格。現在は自身の経験を全国の教師や学生に伝えるべく、「リアルドラゴン桜プロジェクト」で高校生にコーチングを行っている。

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