東大生直伝「国語が苦手でも成績上がる」1つの方法 「接続詞」の役割を知ると、筆者の主張がわかる
みなさんは国語に対して、どんなイメージを持っているでしょうか。国語という科目は、昔から教育業界においては「鬼門」の科目だと言われてきました。いろんな予備校の先生が、「数学・理科・社会などの他の科目に比べて、現代文の成績を上げることはとても難しい」と言っています。
僕も、「リアルドラゴン桜」というプロジェクトなどを通じて、高校生向けに国語の勉強を教える機会が多いのですが、たしかに国語の成績って指導していてもなかなか上がりません。読解力って簡単には上がらないものなのです。しかし、これだけは成績が上がるという勉強法が1つあります。それが「接続詞」の理解です。
「そして」「しかし」「例えば」「確かに」……国語の文章ではいろんな接続詞が登場しますが、この役割を知っておけば、成績が誰でも上がりやすくなるのです。みなさんも普段接続詞を使っていると思いますが、実は本来の使い方を理解していないかもしれません。今日はこの接続詞について、みなさんにお話ししたいと思います。
接続詞は「2つの文をくっつけるもの」ではない
まず、接続詞というのはどういう役割なのでしょうか。これを「2つの文をくっつけるもの」だと多くの人は考えているかもしれないのですが、実はそれは違うのです。接続詞は、「話の本筋=作者が言いたいこと」が何かを指し示すものなのです。
例えば、この問題を見てください。
(A)、海外から見たときの日本の文化は偏っている場合があります。
アニメは、日本の「告知」という点において、非常に価値が高いと思います。今後、日本はコンテンツ産業を推し進めていくべきなのではないでしょうか。
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