高級化粧品頼みの人が知らない「残念な真実」 「腸の本気」を引き出せば悩みから解放される
近ごろ一気に老け込んだ気がする、肌が荒れやすくなった……。なにをすれば、歯止めが利くのだろうか。緊急事態宣言や自粛生活を経験してきた私たちのなかには、いまこうした老化に関する悩みや肌トラブルを抱えている人が増えています。こんなとき、つい効果が高そうだからといつもより背伸びした化粧品に手を伸ばし解決を図ろうとしていませんか?
「腸の調子が良くならない限り、いくら高級な化粧品を使っても肌の状態は良くなりません」そう語るのは、順天堂大学で女性専門外来の開設にも立ちあった医師の小林暁子氏です。
肌荒れの原因にもなる便秘の改善医療で、女優や歌手など著名人からも信頼の厚い小林氏が考える、老化や肌トラブル対策に最適な方法とは――? 小林氏の著書『老けない人が飲んでいる 魔法のシンデレラスープ』を一部抜粋し、再構成のうえお届けします。
肌トラブルの原因はじつは内臓にあった
肌は体の内側の調子を映す鏡。
こんな言葉を聞いたことはありませんか?
肌は体の表面にあるものですが、じつは臓器のひとつです。体の内側の臓器とつながっていて、外から見えないその状態を代わりに伝える働きをしています。
ですから医師は、診察のとき最初に肌を見ます。もし、肌になんらかの異変があれば、「内臓のどこかが弱っているらしい」というサイン。逆に、肌が明るくツヤツヤとしていれば、内臓が元気な証拠です。
これを肌の状態を回復させる視点からとらえ直すと、「肌を回復させるためには、体の内側を整えることが必要」ということになります。
整えるべき、体の内側。それを司っているのが腸なのです。
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