2つめは、「何か面白い話をしなければらない」という誤った思い込みです。
「私には面白い話題がない」「話すことがない」などと悩み、雑談をためらう人は少なくありません。
しかし、そんな悩みは無駄です。なぜなら、雑談において、あなたが何を話すか、などということは、それほど重要ではないからです。
孤独の時代、みんな「自分の話を聞いてほしい」
仕事柄、たくさんの人と話す中で気づいたのは、孤独の時代に、驚くほど多くの人が、「話したい欲求」を募らせているということです。
「誰かに自分の話を聞いてほしい」。今、世の中はそんな人ばかり。だからこそ、ソーシャルメディアやコメント欄にあれだけの量のつぶやきがあふれているわけです。
誰かに話しかけて、話を聞いてあげることは、この上のない「正義」であり「思いやり」ともいえます。
だから、自分が「話すこと」に意識を集中しなくても、相手の話を上手に聞いてあげれば、雑談はフリクションゼロで進みます。
自分が必死にネタを見つけて話を振ろうとしなくても、相手の話を聞いていく中で、「共通の話題」を見つけて、そこを深掘りしていったほうが、話は自然に盛り上がっていきます。
楽しい雑談は「自分」だけではなく「話しかけた相手」「話を聞く相手」の幸福度も格段に上げるのです。
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