3つめは、「聞いていればいいだろう」という誤った思い込みです。
よく「話すのは苦手だけれど、聞くのはできる」とおっしゃる方がいますが、実は「ただスポンジのように、相手の話を吸い込んでいるだけ」という人も少なくありません。リアクションも表情もなく、ただ聞いている。
やはり、雑談はピンポンのように返すことで進んでいきますから、上手な「返し」は大切です。
そのためにおすすめしたいのが、ただ漫然と「聞く」のではなく、一生懸命に意識を集中して「聴く」、そして、相手に質問をして「訊く」ことです。
相づちを打ったり、リアクションをしたり、本当に面白そうに、楽しそうな表情を見せたり、相手に興味を持って「質問をする」ことで、雑談はびっくりするぐらい簡単に弾むのです。
「世界最高の雑談力」は今を生き抜く「最強の武器」
雑談は、人間関係の入り口となる「最初の第一歩」です。
ここでつまずくと、つながりを深化させていくことが難しくなるわけですが、リモート勤務やマスクの浸透により、会えない、顔も見られない状態で、「心を通わせることができない!」と悩む人が増えているのです。
なかなか会えない時代だからこそ、人と人との「瞬間接着剤」となる雑談の役割が見直されているわけです。
ただ、昔のように隣近所や地域、家庭、学校などで、実践的にその方法を学ぶ機会もほとんどありません。
それゆえ、多くの人が、人と話すことに苦手意識を持ち、自信を失っている昨今ですが、裏返すと、「ちょっとしたコツ」をつかめば、人間関係の最初の壁を突破するのは思うほど難しくありません。
人と会いにくい時代だからこそ、雑談は、人と人との「最高の瞬間接着剤」になります。これからの時代を生き抜く最強の武器「世界最高の雑談力」を、ぜひ皆さんも手に入れてみませんか。
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