まず1つめは「誰も自分とは話したくないに違いない」という思い込みです。
「私などとは誰も話したくないだろう」「話しかけたら迷惑ではないか」……。日本人独特の「迷惑恐怖症」が「雑談の強力なストッパー」になってしまっていることが多いのです。
エレベーター内の会話を禁止しているのは、日本くらい
日本では、「職場での雑談は生産性を下げる」などと忌み嫌われ、ネガティブなイメージが先行してきました。
そもそもエレベーター内での、ちょっとした会話を禁止しているのは、日本ぐらいです。
とにかく「仕事以外の話は悪」と言わんばかりの風潮が「雑談の弾圧」につながってきたわけです。
しかし、実は雑談は「メリット」が「デメリット」を大きく上回ります。
会議や打ち合わせ、ランチタイムなどでのちょっとしたやりとりが、人の距離を近づけ、思わぬ創造を生み出すなど、雑談こそが、職場のコミュニケーションを円滑にし、雰囲気を改善し、生産性にも寄与する、まさに「イノベーションツール」であることがわかってきました。
雑談は自身の仕事に役に立つだけではなく、企業の業績向上にとっても不可欠。だから、遠慮をする必要はまったくなく、むしろ堂々とするべきものなのです。
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