年明けのベネズエラ攻撃やミネソタ州での不法移民取り締まりに伴う騒乱に見られるように、第2次トランプ政権の乱暴さはこの1年歯止めが利かず、専制政治だとの非難も聞かれる。
そうした中で、トランプ政治に対抗する保守派の運動が活発化する兆しを見せ始めた。今年秋の中間選挙から2028年大統領選挙にかけ、この運動がどのような軌跡をたどるか、注目される。
トランプ大統領を生み出した右派ポピュリズム運動
本欄で第1次トランプ政権発足時から説明してきたとおり、トランプ大統領を生み出した右派ポピュリズム運動は、それまでの保守政治と思想を否定するものだった。これは、レーガン政権(1981〜89年)以来の「小さな政府」と減税によるネオリベラル型の経済政策、そして対外積極関与を進めるネオコン主導の外交・安全保障政策に対し、人々の反発が一挙に噴き出した結果だ。




















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