「自衛隊は時間にルーズな組織」と米軍が思う訳 元陸自隊員が驚愕した米軍との「文化の違い」
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「陸上自衛隊」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持たれるだろうか? 一番身近なのは、教科書やテレビでもおなじみの、災害派遣やPKO(国連平和維持活動)などで活躍している姿だろう。戦車に乗る姿や、厳しい訓練に勤しむ様子を思い浮かべる方もいるかもしれない。確かに、これらは実態と乖離ない事実だ。
しかし一方で、これらは、自衛官の「オン」の姿であると言える。ビジネスパーソンが、仕事モードのときとプライベートのときとでは行動や言葉遣いを切り替えるように、自衛官達もまた、「オフ」の姿がある。
Twitterフォロワー21万人超えのぱやぱやくん(@paya_paya_kun)は、知られざる陸上自衛官の”オフ”の姿、彼らのユーモアあふれる日常や恋愛事情、家族生活までを語る元自衛官。本記事では、ぱやぱやくんが陸上自衛隊と米軍の違いや、米軍から学んだことを紹介する。
「国」が変わればますらおの文化も変わる
自衛隊では、米軍と共同作戦を行うこともあるのですが、彼らと一緒に作戦をすると「そもそもの考え方が違う」とつくづく実感します。皆さんも「外資系企業で働いてみたら日本企業と違うことが多くて驚いた!」なんてエピソードがあると思いますが、それと同じように、自衛隊と米軍にも大きな差があるのです。
アメリカの風習が影響していることが主な理由かと思いますが、それ以外にも実戦をつねに経験している米兵からは、気づかされることは多くあります。そんなアメリカのますらおたちから教わったことをいくつか紹介していきましょう。
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