熟練スキルとデジタルスキルを融合
ベテラン中高年社員がリスキリングを行うことで、現在持つスキルに新しい分野の知識や技能、デジタルリテラシーが加わって、今までには存在しなかった未知の分野を開拓することができるのではないでしょうか。
築いてきた熟練スキルとデジタルスキルを融合するアメリカに、新型コロナ禍で急速に事業を拡大したVirbelaというアバターを活用したプラットフォームがあります。新型コロナウイルス感染症の影響で運営が難しくなったオフィスワーク、講演会、展示会、イベント、国際会議、大学の授業などは、メタバースを活用することで、リアルタイムでアバターを使って会話をすることが可能となり、今までのリアルで行っていたビジネスを継続することが可能となりました。
アメリカではVirbelaのような分野は不動産テックと分類されます。例えば、不動産会社のオフィス物件の賃貸営業や、イベント運営を担当している部署で働くベテラン中高年社員の方々が、熟練したスキルに加え、メタバースやVRといった分野のデジタルスキルを身につけることで、新たな収益源を生み出すことが可能となります。場合によっては、新しい事業部なども設立可能です。
現在持つ不動産営業やスペース運用のスキルを生かしながら、デジタルツインやメタバースの世界観について理解し、ソフトウェア分野でプラットフォーム事業やSaaSビジネスを学び、デジタルリテラシーを高めていくチャンスをつかむことができるのです。
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