ついに発売「スプラトゥーン3」が期待しかない訳 9月9日発売、大人も子供も熱狂する4つの理由

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理由③:競技としてもアツい
地面を塗り合うナワバリバトルを繰り広げる(画像は任天堂公式サイトより)

いわば「カジュアルなシューター」としてウケた「スプラトゥーン」シリーズだが、しかし気軽に遊べるだけではあまりはやらない。本作はほかのプレイヤーと対戦するゲームなので、バトルがアツくなければおもしろくないわけだ。

「スプラトゥーン」シリーズは、対戦シューターとしてはわりと古典的な作りになっている。4対4という少人数戦である部分はもちろん、各種ルールにも突飛なものはない(地面を塗り合うナワバリバトルは本作独自ではある)。

バトルロワイヤル系とは違う味わい

いま流行しているバトルロワイヤル系ゲームは数十人の単位でプレイすることにより、1人あたりの行動の価値をあえて落としている。人数が多いと負ける人のほうが多いので勝てなくてもストレスにならないし、気軽に参加してもなんら問題がないからだ。

対戦に参加する人数が少ないと、各プレイヤーの価値が大きくなる。1人が大きくミスしてしまうと敗北に繋がってしまうわけだが、それゆえに自分たちの力が試されるのでおもしろいという側面もあるわけだ。

「スプラトゥーン」シリーズは確かにシューターではあるのだが、バトルロワイヤル系ゲームとはだいぶ違う味わいがある。いわば勝負ごととしておもしろい競技でもあり、カジュアルでありながらもそこを譲らないからこそ、対戦が好きな層からも支持されるわけだ。

なお、『スプラトゥーン3』では、弓や車のワイパーが武器となって登場するほか、カニ型の戦車や飲むと強くなるエナジードリンクなども使えるようになり、対戦も目新しいものになっている。

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