ついに発売「スプラトゥーン3」が期待しかない訳 9月9日発売、大人も子供も熱狂する4つの理由

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理由①:日本で珍しく流行した「シューター」ゲームの新作

「スプラトゥーン」シリーズは、公式サイトでは対戦アクションゲームと紹介されているが、実態としては銃を撃って相手を倒す「シューター」というジャンルに該当する。

北米などでは銃を撃って相手を倒すシューターが大きな人気を得ており、「Call of Duty」シリーズ、「DOOM」シリーズ、「Halo」シリーズなど、有名タイトルが多数存在する。しかしこれらのタイトルは、日本ではそこまで支持を得られていなかったのである。

やはり銃が身近にある国とそうでない国では感覚が異なるのか、日本においてはかなりのゲーム好き以外はシューターに触れていなかったというのが実情であった。いまでこそ『フォートナイト』などのバトルロワイヤル系ゲームが流行したおかげで日本でもシューターは人気だが、それ以前は一般的ではなかったのである。

日本で「銃を撃つゲーム」を流行させるきっかけに

Wii Uで発売された初代『スプラトゥーン』は、バトルロワイヤル系ゲームがはやる前の状況で発売されたゲームであった。それまでも日本でシューターをはやらせようとした国産タイトルはいくつか存在したものの、大きく成功したタイトルはほとんど存在しないといえるだろう。いわば初代『スプラトゥーン』は、逆境に挑む新規IPだったわけだ。

初代『スプラトゥーン』はそこでプレイヤーの心をつかむことに成功し、日本で「銃を撃つゲーム」を流行させる1つのきっかけとなったのである。ゆえに偉大なシリーズであり、今でも支持されるわけだ。

銃で相手を攻撃できる(画像は任天堂公式サイトより)
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