頭がいつもスッキリな人が実践「なるほど」な工夫 価値がある情報と価値がない情報を「分ける」

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“頭の中を片づける”にはどうすればいいのでしょうか(写真:ほんかお/PIXTA)
コロナ禍で仕事の仕方が変わった人は少なくないでしょう。慣れない環境での仕事は、気づかないうちに負担がかかっているものです。頑張っているのに前進していない。考えれば考えるほど、しっくりこない。やってもやっても何も片づかない……など、思い当たる節があるのであれば、それは頭をうまく使えていないのかもしれません。頑張った分の成果を出すには、「頭の中のゴチャゴチャを片づけること」が大事だと、思考の整理家である鈴木進介氏は語ります。同氏の著書『1分で頭の中を片づける技術』から「頭の中のゴチャゴチャを片づける方法」を3つ紹介します。

頭の中を片づける方法1 情報は「MY基準」で仕分けてしまう

“頭の中を片づける”とは、頭の中は価値ある情報だけでいいと決め、価値がある情報と価値がない情報を「分ける」ことです。

たとえば今、あなたの頭の中が仕事のことでいっぱいだったとします。仕事の期限のこと、会議内容のこと、顧客のこと、チーム内のこと……。でも、考えてみてください。これらの情報すべてが常に大事なわけではありませんよね。これからあなたが仕事をしていくうえで大事な情報だけあれば、支障はないはずです。ばっさり仕分けてしまいましょう。

『1分で頭の中を片づける技術』より

とはいえ、仕分けの段階で迷ってしまっては、モヤモヤが増すだけです。そんなときのために、“MY基準(自分基準)”をつくっておきましょう。この“MY基準”は、頭の中の整理だけでなく、物事を判断しなければならないときにも大いに役立ちます。

私の“MY基準”は、「こだわる」か「こだわらない」か。これは、とてもオススメです。大切なのは、あなたにとって大事な情報だけを頭に入れておくこと。「大事」だと思うということは、そこに何かしらの「こだわり」があるはずだからです。

あなたにとって必要なのは、「自分(会社)にとって価値を生む情報」と「自分のこだわりを満たす情報」だけでいいのです。

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