東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

育児がこうもしんどい理由は「不安」を抱えるから 育児は「逃げる」選択肢がほぼないという現実

12分で読める
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

育児に不安を抱えている人は多いと思います。その不安をうまく解消できなければ毒親になっていきますが、うまく解消できれば毒親にならずにすみます。

その解消法の1つは「考え方を柔軟にできるかどうか」。育児はそんなに完璧にやらなくても、とりあえず育つものは育ちます。赤ちゃんが泣いても2、3分はほうっておいても大丈夫と思える人は強いです。

一方、手塩にかけないと、育たないんじゃないかと、赤ちゃんが泣いたら、すぐに駆けつけてあやさないとダメだと思っていると、どんどん疲労困憊していきます。

また、ストレスにうまく向き合える人も毒親になりにくいです。気分転換のうまい人は、たまに子どもを預けて、マッサージに行ったり、カフェでお茶したり、自分のきげんを上手にとっています。

育児中の多くの親は、生活が不規則かつ睡眠不足で、かなりストレスがたまっているのに、ストレス解消ができていません。気分転換することを、自分に許していない人が多いのです。しかし、ストレスがたまりっぱなしだと、結果的にどこかで爆発してしまう可能性が高いのは言うまでもありません。

家庭を開くといい

さらにストレスをうまく解消している人は、ゆるやかに家庭を開いています。私は「家庭を開きなさい」とよく言いますが、家庭をクローズにしてしまうと、そこの関係性しかないので、承認の欲求も悩みもそのなかで、ぐるぐる回るだけなのです。

『子育てで毒親になりそうなとき読んでほしい本』(主婦の友社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

そうするとすべてに柔軟性がなくなって、親が子どもに当たるのは目に見えています。家族しかコミュニティーがないというのは、非常に危険です。

そうではなく、いろいろな人に目をかけてもらう、先輩であるお母さんやお父さんと話をして「うちもあったよ、そういうの」というのを聞くだけでも「みんな、そんなもんか」と気が楽になります。だから家庭はオープンにしたほうがいいのです。

子どもがすこやかに育つには、家が安心、安全な場所であることが何よりも大切なことです。家庭をオープンにすれば、結果的に家は子どもにとっても居心地のいい安心、安全な場所になるのです。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象