平気で「ドレッシング」を買う人の3大深刻盲点 「塩分と隠れ油…」よくある「濃い味」の正体は?

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サラダにかけるドレッシング、意識してみると残念な真実が見えてきました(写真:jazzman/PIXTA)
食品添加物の現状や食生活の危機を訴え、テレビ等にも取り上げられるなど大きな反響を呼んだ『食品の裏側』を2005年に上梓した安部司氏。70万部を突破する大ベストセラーとなり、中国、台湾、韓国でも翻訳出版され、いまもなおロングセラーになっている。
その安部氏が、『食品の裏側』を発売後、全国の読者から受けた「何を食べればいいのか?」という質問に対する答えとして、このたび『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』を上梓した。15年の間に書きためた膨大なレシピノートの中から、たった5つの「魔法の調味料」さえ作れば、簡単に時短に作れるレシピを厳選した1冊だ。
発売後、たちまち8刷6万5000部を突破し、各メディアで取り上げられるなど、大きな話題を呼んでいる安部氏が「平気で『ドレッシング』を買う人が知らない残念な真実」について語る。

ドレッシングには「3種類」ある

みなさん、サラダにかけるドレッシングは何を使いますか?

今どきは手作りよりも、市販のドレッシングを使う人が多いかもしれません。それを裏付けるようにスーパーには驚くほどの種類のサラダドレッシングが並んでいます。

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市販のドレッシングは大きく分けると3種類あります。

1つめは「分離液状ドレッシング」で、上に分離した油が浮いているタイプです。「イタリアン」や一部の「和風ドレッシング」などが、そうです。かけるときに瓶を振って混ぜ合わせます。

それから2番目は「乳化液状ドレッシング」油と水分が混ざって乳化しているタイプです。「シーザードレッシング」「ごまドレッシング」などがこのタイプです。

3つめは「ノンオイルドレッシング」。正式名称は「ドレッシングタイプ調味料」といって、本来はドレッシングには分類されません。

私は普段、家で食べるときは、家族みんな「自分用のドレッシング」をそれぞれ手作りするので、市販のドレッシングは使わないのですが、今回、市販のドレッシングをあれこれ試食してみて驚きました。私が総合商社の食品部門でドレッシングメーカーに食品添加物を卸していた時代とは様相がまったく異なっているのです。

今回は、このサラダドレッシングの「残念な真実」に迫りたいと思います。 

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