平気で「ドレッシング」を買う人の3大深刻盲点 「塩分と隠れ油…」よくある「濃い味」の正体は?

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油のとりすぎの問題は「日本人の体を壊す『隠れ油とりすぎ』の深刻問題」でも提起しましたが、私たちは「見えない油」「隠れ油」をとりすぎてしまっているリスクがあります。

ドレッシングの油(脂質)は、商品の「栄養成分表示」を見ればわかります。商品についている「脂質」の項目を見て、どのぐらいの油が入っているかを確認してから買うことをおすすめします。

ちなみに「油のとりすぎが問題というなら、『ノンオイルドレッシング』を使えばいいのでは?」と思われる方もいらっしゃると思います。

たしかに「ノンオイルドレッシング」には油は使われていませんが、こちらは塩分濃度が高めになる傾向にあります。

私が見たものでは「ノンオイルタイプ」で塩分が4%から5%というものがありました。これも注意していただきたいところです。

ドレッシングにも「添加物」が…

【残念な真実3】添加物を摂取してしまう

市販のドレッシングの問題点の3つ目は「添加物が使われていることが多い」ということです。

たとえば下記は、サラダドレッシングの食品表示の例です。

【シーザードレッシング】
食用植物油脂(なたね油)、果糖ぶどう糖液糖、醸造酢、食塩、チーズ加工品(乳製品を含む)、香辛料、レモン果汁、たんぱく加水分解物、魚肉エキス、酵母エキス/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)、酸味料、乳化剤、香料  *メーカーによって違いがあります

表のうち「調味料(アミノ酸等)」からが添加物ですが、このうち「調味料(アミノ酸等)」「酸味料」「乳化剤」「香料」は「一括名表示」になります。

たとえば「香料」と一言でいっても、じつは10種類ほどの香料の原料物質で構成されていることが多く、このドレッシングをかけるだけで、メーカーにもよりますが、のべ約20種類以上の添加物をとってしまうことになるのです。

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