子どもに「LGBTQ」について聞かれた時の伝え方 子どもが「人と違うこと」に悩んでいることも
自分だけが周りと違うと、孤独感で胸が押しつぶされるような思いになったりすることもある。そのことを君にも知っておいてほしいし、君自身が今苦しい気持ちを持っているのなら、そのことで、自分を責めないでほしい。
その困っていることを少しでも誰かに話すとラクになっていくこともあるよ。
同じような悩みを抱えている人はたくさんいる
心の中につらい気持ちがいっぱいになっているとイメージしてみよう。そのつらい気持ちの風船がパンパンになってはじけてしまいそうなとき、少しでも空気を抜くようにすることが「話すこと」なんだ。家族に話したくないことも、今は電話やメールやSNSで誰かに相談できるよ。
困っていることを、1人で抱え込まなくてもいい。じつは君たちが知らないところで同じような悩みを持った人たちがいて、心の風船につらい思いをためているかもしれない。お互いに同じ悩みを分かち合うことで心が軽くなったりするものだよ。
今はインターネットのおかげで、世界中の人とオンラインで話せる時代になっている。
世界は君が思っている以上に広いもの。
だからこそ、君自身が自分のことを「ちょっとだけ大切にしてみようかな」って思うだけで、見えている世界も変わってくるかもしれない。もっと広い世界が君を待っているよ。
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世の中にはさまざまな人がいる、それぞれみんなが違っていい。親自身もその点を深く理解し、ぜひお子さんにも、「誰を好きになるのも自由だよ。君の気持ちを大切にしてね」と伝えてあげてください。
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