出会いは大学、医学英語を学ぶなかで
石川県出身で、自衛隊員の父と栄養士の母のもとに生まれた潤さん。医師を目指すきっかけは、高校時代に漠然と抱いた留学への憧れだったという。
潤さん「高校時代から、留学や外国で働くことに興味がありました。英語の勉強が好きだったのもあり、『どういった職業に就くにしろ、いずれは留学したい』と思っていたんです。
一般的な学部だと卒業後にどういった職業に就くか想像ができないですが、その点、医学部は『卒業して医者になる』と進路がはっきりしているので、そこに惹かれました」
そして、東京医科歯科大学の医学部に入学。勉学に励むなかで、研究目的で留学する医師が多いことを知ったが、当時はまだ「海外で医師として働く」と明確に考えていたわけではなかったという。
そんな潤さんが、「海外に行こう」と明確に思ったきっかけは、医学英語を学ぶグループで、2学年上の奈央さんと出会ったことだった。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら