朝活コミュニティ「朝渋」代表で、22時就寝5時起床を続ける“早起きのプロ”である「5時こーじ」こと井上皓史さん。1992年生まれの現在29歳で、妻の中村朝紗子さんが社長を務める「Morning Labo」の取締役でもある。
平日は7時から16時、土日は7時から9時まで働き、家庭では料理全般や掃除洗濯、食料品の買い出し、1歳5カ月の娘の送り迎えなど、仕事と家事・育児に全力投球している。
1時間ほどの取材の中で、もっとも心に残った皓史さんの言葉は、「もっと彼女が輝いたほうが社会のためになる」だった。その言葉の真意とは?
妻のために下した大きな決断
ふたりの出会いは、皓史さんの会社員時代まで遡る。
「『朝渋』はもともと、副業として運営していたコミュニティです。当時は30人ほどメンバーがいたんですけど、そのほとんどが男性でした。早起きって男性だけのものじゃないし、男女楽しい早起きコミュニティにしたくて、運営に女性を入れようと考えたんです。
そんなときに、一緒に『朝渋』を運営していた友人の男性が、ツイッターで『朝、運動してます』と知り合いの女性がつぶやいているのを発見。声をかけてくれたんです」
その女性が朝紗子さんだった。
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