そうなれば人生美味しいものだらけ。これが本当のお得というものじゃないのかね? と思うわけです。でもまあ考え方は人それぞれだから、そんなことを人様のご家族に強制するわけにもいかぬ。
となると、結局、じゃあやっぱりレシピ本に頼るしかないじゃんということになるわけだが、しばしお待ちを。
「今あるもの」で料理を作る3つのコツ
私、今のような生活をかれこれ7年間積み重ねているわけでして、どんなスットコドッコイでもそこまでやればそれなりに経験値が増えていくものなのであります。
結論から言えば、味噌汁と漬物以外の料理もなんだかんだと「今あるもの」で作れるようになったのだ。豪華なご馳走とは言わないまでも、そこらにあるもので「それなり」の献立を構築することができるようになった。つまりはいつの間にか、真の意味で「冷蔵庫にあるものでパパッと」何でも作れる人になっていたのである!
いやーほんと、人間、やればできるもんだな……。
なので今回は、味噌汁と漬物だけではなく、日々それなりに目先の変わったものを、レシピ本に頼ることなくずらりと食卓に並べる「コツ」を是非とも皆様にお知らせしようと思う。
ま、要するにこれである。これに尽きるといってもいい。つまりは発想の転換。まず何かの料理を作ろうと考え、さあ足りないものを買ってこなくちゃ……という考え方をしている限りは、料理をすればするほど余った食材が増え、結局は貴重なお金も資源も無駄にする魔のサイクルから逃れられない。
なのでまずは考え方を根底から変えて、料理を作ろうとするのではなく、今ここにある食材を食べようと考えるところから出発するのである。
具体的にはですね、八宝菜を作ろうと考えるのでなく、冷蔵庫にある白菜を食べよう、と考えるのである。
ハンバーグを作ろうと考えるのでなく、冷凍庫にあるひき肉を食べよう、と考えるのである。
で、そこから献立を決めるのだ。
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