いつ産んでもいい社会に!
東大ママ門では、何度か学生向けのセッションなどで「産み時」について議論をしたことがあります。キャリア形成期の出産にはさまざまな葛藤が伴うものの、管理職になって出産すればそれはそれで難しい面もある(自分の裁量が利くというメリットもある一方、代わりが利かないポストなので育休などによる不在が致命的になるという意見などが過去の交流会では出ていました)。2人目も欲しいな、となると、結局、悩みはその後も尽きません。
結局は、その人が何歳で産んだかにかかわらず、「体力もあり親も元気な若いうちに産んだほうがいいよね」という結論が出てくる傾向があります。そもそも相手がいるかどうかなどもあると思いますので、まぁ産めるタイミングがあったら「案ずるより産むが易し!」ということでしょうか。
そもそも、子どもを産まないこと、先延ばしすること、理想の人数をあきらめることなどによってしかキャリアを継続できないとしたら、そりゃ少子化にもなるし、働き続ける女性も増えないですよね。
いつ産んでも、何人産んでも、キャリアをあきらめなくていいような社会になってほしい、そして、そんな社会にしていきたいものです(実際、2000年代から急増している女性総合職が、現在、出産適齢期となっていることで、企業は今までの、専業主婦が子育てをする前提で男性社員ができていた「24時間会社に尽くせる」働き方を変革することを迫られていると思います)。
東大ママ門では、自分の所属している企業に「ロールモデル」がいなくても、同窓のネットワークで情報交換をしながら先輩ママから学んだり、企業の制度について議論したりしながら、1社で昇格していく、転職・起業する、再就職で花開くなど、さまざまな形でキャリアと子育てを両立する多様なパイオニアを模索・輩出していきたい所存です!
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