「ここぞ」というときに力を発揮する方法
頭のいい人って、「ここぞ」というときに外さない人だと思います。例えば大学入試の当日とか、絶対に勝ちたいスポーツの試合のときとか、大事なプレゼンテーションのタイミングとか、そういう本番でもいつもどおりの結果を出すことができる人ってあこがれますよね。
僕も偏差値35から東大受験を志したとき、死ぬほど緊張しました。試験本番で気分が悪くなったことは少なくありませんし、東大に合格した年だって、東大受験の2日間とも試験会場のトイレで吐きました。
「本番で緊張しないような、『ここぞ』ってタイミングで外さない人って、すごいよな」なんて思っていたのですが、東大に入って気がついたことが1つあるのです。
それは、本番に強いタイプ・本番で結果を出せる人って、「ある思考」をしているから本番で緊張しないのです。本人の性格とかが大きく関係しているのではなく、思考法で本番の緊張度合いが変わっているのです。
今日は「頭のいい人がやっている、本番で強くなるための思考」についてお話ししたいと思います。
まずは『ドラゴン桜』19巻のワンシーンを読んでみてください。これは、矢島という東大を目指す生徒が「お前がなぜ本番に弱いタイプなのか教えてやる」と桜木先生から言われたときのエピソードです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら