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メタバースが生む巨大市場 かつての「セカンドライフ」とは違う

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参入企業の顔ぶれは多種多様。以前のブーム時とは技術や価値観の面で変化も。

個人クリエーターが集結「MetaAsakusa」

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雷門から仲見世通りを抜けると、浅草寺の本堂が見えてくる──。メタバースと呼ばれる仮想空間上で、独自の世界をつくれる米国発のサービス「ザ・サンドボックス」。ここに「MetaAsakusa(メタアサクサ)」を構築中なのが、普段カメラマンとして活動する武藤裕也さんだ。

コンピューターグラフィックス(CG)制作についてはまったくの素人だったが、2021年12月、仮想世界に浅草寺周辺の風景を再現するプロジェクトを発足させツイッターなどで呼びかけたところ、多くの個人クリエーターの協力を得た。「協力者の皆さんの熱量がものすごい」(武藤さん)。今後はさい銭を納められる機能なども実装していきたい考えだ。

暗号資産、NFT(非代替性トークン)と並んで注目を集めるメタバース。その中でユーザーは自身のアバター(分身となるキャラクター)を介し、ほかの人々との交流などができる。ヘッドセット型のVR(仮想現実)デバイスのほか、パソコンやスマートフォンで楽しめるものも多い。コロナ禍でリアル空間に大人数が集まりにくい中、その代替としても熱狂度を高めている。

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