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トップランナーが語るメタバースの未来 フェイスブック 味澤将宏/クラスター 加藤直人/サードバース 國光宏尚

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フェイスブック ジャパン 代表取締役 味澤将宏
「閉じた空間にはせず相互の往来を可能に」

あじさわ・まさひろ 日本マイクロソフトなどを経て、2012年Twitter Japanに入社、広告事業担当本部長などを歴任。20年1月から現職。(撮影:梅谷秀司)

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社名を「メタ」に刷新した米フェイスブック。メタバースに年間1兆円以上を投じるとしている。

──社名変更の背景は。

この10年でインスタグラムやメッセンジャーなど、手がけるサービスが増え、VRやAR、AIといった技術群を含め、事業ポートフォリオが非常に幅広くなった。

今回われわれとして次なるソーシャルエクスペリエンス(交流体験)を提供するため、今後5〜10年にわたって次世代のプラットフォーム、つまりメタバースを構築することをビジョンに掲げた。それを表すのが新社名だ。

──メタ社が目指すメタバース像はどんなものですか。

いくつか重要な要素がある。1つは没入感、その空間にしっかりと入り込めるものであること。もう1つは相互運用性といわれる部分。閉じられた世界ではなく、(さまざまな仮想空間と)相互に接続され、行き来できる世界だ。

既存のフェイスブックやインスタグラムでも関連の機能を強化していく。例えばインスタグラムは写真のフィルターやコマース(通販)でAR機能を備えており、非常に多く使われている。

──仮想オフィスのサービスを開始していますが、エンタメ性のある分野も強化していくのでしょうか?

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