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「億り人」の最新マネー術 二極化する暗号資産投資家

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新規参入組がいる一方、DeFiという最先端で巨利を得る人も。

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長期の低迷から、再び盛り上がりを見せているビットコイン相場。個人投資家たちはどのように自らのお金を投じ、運用しているのだろうか。

沖縄県に住む建設会社勤務・41歳の男性は、2021年の8月ごろから暗号資産への投資を始めた。以前から株式などリスク資産の運用は行っていたが、「ネットニュースを見て手軽にやれそうだからやってみようと思った」。

最初は5万~6万円の入金から始め、力が入ったのは同9月から10月にかけてだ。ビットコインに連動した上場投資信託(ETF)の取引が開始されることなどの期待で、この間相場は急角度で上昇。男性は手持ちの外貨建て投資信託を売り、その分を暗号資産に追加で100万円投資した。

ただその後、米国の利上げ方針などを受け、12月以降の相場は下落。「軽くやけどをした」。この経験から「価格の動向はなるべく見ないようにしている」という。

保有する暗号資産はビットコインのほかイーサリアムやネムなどだが、「コインの性質はよくわかっていない」。4年前に業界で起きた巨額の資産流出事件については「当時は関心がなかったので、何があったか知らない。テレビCMも多く流れているし、危ないものという印象はない」と話す。

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