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異色対談「スターバックスはチェーンではない」 日本法人トップ水口貴文 × デービッド・アトキンソン

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(撮影:梅谷秀司)

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日本で1530店を数える大手カフェチェーンの「スターバックス コーヒー」。2021年末までに1700店を目指し店舗網を拡大する一方、19年の既存店売上高は前年比2〜3%増(本誌推定)と好調をキープ。スタバのハイセンスな雰囲気に引かれて来店する顧客は多い。また太宰府天満宮(福岡)や世界遺産の厳島神社(広島)の表参道に構える店舗は、洗練された建築デザインや神社を望む立地が話題を呼び、今や観光地化している。

スタバのブランディング戦略の秘訣は何か。スターバックス コーヒー ジャパンの水口貴文CEO(最高経営責任者)と観光政策に精通するデービッド・アトキンソン氏が、スタバの店づくりの神髄や顧客を魅了する理由について議論した。

──「世界一美しいスタバ」として有名になった「富山環水公園店」のように、独特の店構えで話題を呼ぶ店舗が増えています。

水口 顧客がたくさん来店してくださるのは、まずグローバルブランドという安心感があるからではないか。また、スタバは地域の文化や伝統工芸に敬意を払って、地域に根付いた店舗づくりを重視している。

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