10数年前までは、おせち料理は各家庭で作るものであり、12月の最終週はどこのご家庭も大忙しだったものです。
しかし近年、おせち料理はデパートなどで買うという方も多く、そして近所のコンビニにも年末から縁起のいい食材が並ぶようになりましたね。大みそかの「年越し蕎麦」もしかり。縁起のいい食材について、健康面も考えながら選択してみましょう。
まずは大みそかの「年越し蕎麦」
大みそかに蕎麦を食べる風習は、諸説はありますが、江戸時代中期にはもう定着していたそうです。「年越し蕎麦を残すと次の年の金運が悪くなる」「年を越してから蕎麦を食べると細く長い縁が切れてしまう」などの謂れもあるので、年越し蕎麦をいただく時は、新年を告げる除夜の鐘がなる前に、1本も残さず食べ、ビジネス運気(金運)を上げておきましょう。
蕎麦は低カロリーなうえ、寒さしのぎに役立つ鉄分や、血流をよくしてくれるルチンなどの栄養素が入っており、高血圧や動脈硬化予防にもなるでしょう。年が明けるとまたご馳走ざんまいなので、大みそかは“正月太り”に備えて、蕎麦で軽めの食事が健康運をもアップさせるかもしれませんね。
各社コンビニでは、通常メニューでも定番のきつね蕎麦、ざる蕎麦、天ぷら蕎麦、ネバネバ蕎麦、山菜蕎麦などが並んでいます。大晦日限定の年越し蕎麦では、鴨や鶏、大えび天など、豪華なものも並ぶので要チェックです。野菜が不足するので、薬味のネギなども残さずいただくようにしましょう。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら