「非アルコール性」脂肪性肝炎とは? 年末年始「3キロ増」「だるい」は危険なサイン

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年末年始の食べ過ぎに注意!3キロ太ったらお酒を飲んでいなくても、肝臓を傷めている可能性がある(写真:imasia)

年末年始は、飲食の機会が増えて、いつも以上に食べてしまいがち。気がつけば体重が約3キログラムもアップ!身体が重く感じられるだけでなく、なんとなくだるい。このとき、アルコールを飲む習慣がなくても、肝臓がダメージを受けていることがあるという。

「なんとなくだるい」=脂肪肝の疑い

東海大学医学部付属東京病院健診センター長を兼務する西﨑泰弘副院長が説明する。

「肝臓は、食事からのブドウ糖や脂質を代謝し、エネルギー源として使われないものは、中性脂肪として蓄えます。蓄える脂肪が多すぎると、『脂肪肝』といって肝細胞の中に脂肪が溢れたような状態になって、炎症を引き起こすきっかけとなるのです。アルコールの飲み過ぎでは、2週間程度で脂肪肝になりますが、食べ過ぎが1カ月程度続いた状態でも、脂肪肝になります。初期段階では無症状のことが多いのですが、体重が増えて『なんとなくだるい』というのは、脂肪肝のひとつのサインでもあるのです」

脂肪肝の状態を放置していると、肝細胞の正常な機能が阻まれ、炎症を起こしやすくなる。アルコールをそれほど飲まなくても、食事量が多いだけで炎症を起こすのを「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」という。

NASHの患者は、最近、若年層を中心に増加傾向にあるそうだ。NASHを放置していると、肝細胞は「線維化(せんいか)」といって硬い状態になり、それが進行すると肝硬変や肝がんにも結びつく。脂肪肝はもとより、「なんとなくだるい」といった予兆も、見逃さないことが大切だ。

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