アラサーのための戦略的「人生相談」--不毛な会議ばかりで、時間が浪費されます


広瀬 一郎

■■第2回 不毛な会議ばかりで、時間が浪費されます。

佐藤武・仮名 27歳 男性 メーカー勤務

今、私が勤めているのは、2つの別の会社が一緒になってできた新しい会社です。

最大の悩みは、互いの企業文化や人が、一見似ているようでまったく違うことです。そのため、出身が違う社員同士がぶつかってしまい、いちばん重要な「企業として成長して利益を上げる」という本質的な議論が成り立ちません。  

上司の間でそういう諍(いさか)いがあると、いちばん痛い目を見るのは、いちばん下っ端です。たとえば、3カ月のプロジェクト期間があるのに、上の決定が遅れて、「1カ月で何とかしてください」となってしまう。そうすると、いちばん下っ端が夜遅くまで働く羽目になってしまいます。

もちろん幹部の人たちも夜遅くまで働いているんですけど、あまり効率的でないですし、皆さん僕も含めて、幸せになれてない生き方をしている……。

そういうときに上の人であれば、ガツンと言うことができると思うんですけど、僕のような下っ端から突き上げていくのは大変です。あまり摩擦を生まずに、「あ、そうだよね」と上司が気づいてくれるような提案の仕方を教えてもらえませんでしょうか。

■基本は、Whyを3回繰り返す

広瀬: 世の中でいちばん、すり合わせの難しい会議って何だと思いますか? 間違いなく国際会議ですよね。こちらにイスラエルがいて、パレスチナがいるという国際会議です。でも、国際会議の進め方っていうマニュアルがあるんですよ。

佐藤:あるんですか。

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