アルバム整理をする前からもある時期から、私はこの種の後悔をしてきました。そして決まってその結論は、(子供たちには内緒ですが)「孫ができたら罪滅ぼしをしよう。絵本をいっぱい読み聞かせ、美術館やコンサートに幼い頃から頻繁に連れて行き、孫と対等なおしゃべりをいっぱいして、(親の趣味に合わせた旅行でない)成長に合わせた自然にいっぱい触れる旅に連れ出して、、、、、」。
まき様、もう気づいてくださいましたか。貴女のお母様も十分に反省しておられるのだのだと思います。だからもっとお孫さんとも貴女とも会いたいのです。貴方に対する感情表現が昔のように不器用なままでしたら(失礼)、もっと会いたいなどと言葉や態度で表されないと思います。祖母になった人で一人だけ違う表現をした人がいます。「孫がいくら可愛いって、娘が可愛いから孫も可愛いのよ。娘が先よ」。
そして別の友人で離れて住む息子の家に、孫を毎日のように見に通う人がいます。周囲の人が、「そんなに通うとお嫁さんが迷惑だから控えるように」と忠告しますと、「自分の孫をみるのに、そこまで遠慮して生きたくない。私が孫を可愛がって、嫁にも損はないはずよ」と聞き入れません。
まき様のお母様は、嫁よりも気遣わずに済む娘である貴女にでも、招かれない限り押しかけてまでは来られません。十分に貴女に気遣っておられる証拠です。きっと貴女に言葉で謝るわけにもいかず、私のように子供にできなかったことを代わりに孫にしてあげたいと思っておられるのかもしれません。純粋に、可愛い孫の孫守りがしたいだけかもしれませんが、それで貴女のお手伝いをなさりたいのかもしれません。
人は許し許されながら生きる動物です
貴女の人生を四季に例えれば、貴女は今、春の真っ最中でこれから夏そして収穫の秋へと向かいます。お母様には幾つの季節が残されているでしょう。今の関係を続ける限り過去がどうであれ、貴女は弱い者イジメの方向に向かう可能性があります。
と申しますより、貴女はささやかな復讐をしておられるようにおっしゃっておられますが、無意識でもすでにお母様を理解する方向に向いているのではないでしょうか。それに祖母の愛情も知って育つ方が子供さんにとっても良いことにも、貴女は気づいておられます。
今のお母様からは、貴女を傷つけない配慮も十分に持ち合わされておられることが察しられます。貴女が欲しかった母親の優しさを、まき様の母子で取り戻すくらいのつもりで、そして子供が成長するにつれて忙しくなる育児の手伝いを、お母様にしてもらうという考え方に、切り替えるのはいかがですか。育児から得られる喜びは、分かち合う人がいることで倍になるものです。
心配でしたら二人の孫を決して比較せず、それぞれの良いところを誉めて接するようにだけは釘を刺すのは良いと思います。お母様のお手伝いが得られれば、貴女の心の余裕も育児の世界もぐんと広まります。良い母子関係を築く上では、ゼロ歳児と2歳児の二人が放っておいても大活躍しますよ。
→ミセスパンプキンへの相談はこちらで受付中です。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら