人生を変える「デッドライン仕事術」とは? 吉越浩一郎×立花岳志、仕事術を語る

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複数の資料がある場合も、まとめて一つのノートにしておいてリマインダーを設定すれば全部の資料がまとめて出てきますので、いちいち探す手間がありません。簡単に始められて効果も大きいのではないかと思います。

自分なりの環境を構築してみる

――会社のPCは、ネットに自由に接続できないのですが、この本で紹介してあるノウハウはそれでも活かせますか。

立花:はい、問題なく活用いただけると思っています。会社で仕事をしている場合に、何をデッドライン仕事術で管理するかをハッキリさせることが大切です。

会社の仕事の内容をデッドライン仕事術で管理するのなら、クラウドにデータを預ける必要はないわけですから、オフィスの環境の中でデッドライン仕事術を駆使して仕事を管理していけば良いと思います。

一方で、会社の仕事だけでなく、自分の一日の活動全体をデッドライン仕事術で管理したいという場合には、iPhoneなどのスマートフォンやタブレットなどを使い、会社のネットワークには接続せずに、自分の活動として時間管理やタスク管理を行えば良いのではないでしょうか。その場合明確にすべきは、会社のデータは一切自分のスマートフォンやタブレットに入れない、というルールを厳守することです。

ほとんどの会社では会社のデータを個人のPCやスマホに移すことは禁止されていると思いますし、仮に禁止されていなかったとしても、業務のデータを個人の持ち物に移すことは一切止めるべきです。会社の仕事は会社支給のPCで行い、個人の活動は自分のスマホやタブレットで行うという線引きを明確にする必要があります。

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