体内の余剰エネルギー燃やす「チリツモ」の超工夫 身体活動時代謝「ニート(NEAT)」を増やそう

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次に座ったままでも体に負荷を与えてトレーニングをする例、家事を楽しみながらトレーニングに変える例をお伝えします。

■スクワット座り(太もも前とふくらはぎの筋肉を鍛える)
①イスに浅めに腰かけ、両足を軽く開いて手前に引き寄せ、かかとを浮かせる
※固定不可能なキャスターがついているイスでは行わない
②背すじを伸ばしたまま、少し前傾して下半身に力を入れる
③そのまま楽に呼吸をしながら筋力に合わせて無理をせず、10~60秒キープする

■エアロビ雑巾がけ(呼吸循環器系の能力を高める)
①フローリングの部屋か廊下で、しっかり絞った雑巾(または掃除シート)を床に置いて、その上に片足を乗せる
②背すじを伸ばしたまま、ひざと股関節を軽く曲げて腰を落とす
③ダンスをするようにリズミカルに、雑巾に乗せた足を前後左右に動かして周囲を拭いたら、場所を移動して、左右の足を入れ替えて同様に行う
※慣れたら両足でやってもいいが、片手を壁に置くなど転ばないよう十分に注意する

いかがでしょうか。いずれも簡単な動作ですので、ゲーム感覚でトライしてみてください。

イラスト:竹口睦郁

坂詰 真二 スポーツ&サイエンス代表、フィジカルトレーナー

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さかづめ しんじ / Shinji Sakazume

フィジカルトレーナー、NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。横浜市立大学文理学部卒。株式会社ピープル(現コナミスポーツ)にてディレクター、教育担当を歴任後、株式会社スポーツプログラムスで各種アスリートのコンディショニング指導を担当する。1996年に独立後、パーソナル指導、トレーナーの育成とともに、書籍、雑誌、TVなど各メディアで健康情報の提供を行う。8万部超えの「やってはいけない筋トレ」(青春出版社)、22万部超えの「世界一やせるスクワット」(日本文芸社)ほか著書多数。公式youtubeチャンネルはhttps://www.youtube.com/@shin.training-channel

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