伝え方が下手な人が陥りがちな3つの「NG習慣」 大切なことは何度も繰り返し伝えることが重要

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伝え方が下手な人がしてしまっている3つのNG習慣について解説します(写真:kouta / PIXTA)
部下が指示通りに動いてくれない。子どもがなかなか言うことを聞いてくれない――。そう嘆く人も少なくないのでは。しかし、相手を責める前に自分を振り返ってみることも大切。もしかして、あなたの伝え方が悪いのかもしれません。
『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』の著者である編集者・柿内尚文さんが、伝え方が下手な人がしてしまっている3つのNG習慣について解説します。

「伝える」と「伝わる」はまったく違う

こういうことってないでしょうか? 上司と部下の会話です。

上司 「ちゃんとこの件は相手に伝えたのか?」
部下 「言いましたよ。でもわからないって言われたんです」
上司 「それじゃあ、伝わったことにならないじゃないか」
部下 「でも言いました!」

相手に言ったけど、相手に伝わっていなかった。その結果トラブルが起きた、仕事に支障が出た。上司と部下の会話を例に出しましたが、それ以外の関係でもこういうことは起きがちです。これはまさに伝え方が下手な人がよくやる勘違い。「伝える」と「伝わる」をはき違えているのです。

「伝わる」とは相手に「伝えたいことを言うこと」ではありません。相手が理解し、腑に落ちていないならば、それは伝わったことにはなりません。伝えただけです。頭ではわかっていても、行動では「伝えたいことをとにかく言っている」という人もいるかもしれません。

伝える→自分ベース
伝わる→相手ベース

1文字しか違わない言葉ですが、意味はまったく異なります。伝わる=相手が理解する、腑に落ちる、納得する、これが「相手ベース」です。

自分ベースで考えている人は、伝えたかったことが伝わらなかった場合、相手のせいにすることも。よく「あの人には何回も言ったのに」「あの人が悪い」と嘆いている人はいませんか。そういう人は残念ながら伝え方が下手な人です。

一方で、相手ベースで考えている人は伝わらなかった場合、表現を変えたりほかの方法を試したりと、伝わるための動きをとるほうを選択するでしょう。

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