「話をスルーされがちな人」に欠けている視点

聞き手は聞くメリットを感じていない

一生懸命説明しているのに、誰も話を聞いていない、なんてことにならないための話し方とは(写真:PIXTA)

せっかく一生懸命話しているのに、相手にあからさまにつまらなそうな態度をとられた経験はないだろうか。その原因はいくつかあるが、元人気予備校講師の犬塚壮志氏によると、聞き手があなたの話していることを理解できなかたり、興味を持てなかったりしたときにこうしたことが起きがちだ。

そこで今回は、犬塚氏の新著『感動する説明「すぐできる」型』から、聞き手を自分の話に引き込む4つのステップを紹介する。

最も避けるべき「最悪な原因」

なぜ、頑張って話したり説明したりしても、相手にスルーされてしまうのでしょうか? 話していて、相手が「つまらなさそう」と感じたことはありませんか? ケータイいじってんなぁとか、ほかの人としゃべり始めちゃったとか、ウトウトしはじめちゃったとか……。あからさまに「あなたの話、つまらない」と言わんばかりの態度をとられてしまったことはないでしょうか?

このようにスルーされる原因はいくつかあるのですが、その中でも最も避けるべき「最悪の原因」があります。それが、「話の内容が頭に入っていかないこと」です。話の内容が右から左へと流れてしまうような状態です。

聞き手は、話し手の言っていることが理解できなかったり興味関心を持つことができなかったりして、認知しなくなる(知ることができない)状態に陥るのです。正直、これが最大最悪の原因となります。

例えば、聞き手に前提となる知識がないのに、学者や専門家が難しい言葉で説明する場合にそういった状況が起こります。あるいは芸術家によるアート作品の解説、さらには哲学者が語る異次元の話だったりする場合もあるでしょう。

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