絵の題材として「ブーツ」などの靴も、難しいと感じる人が多いのではないでしょうか。
ブーツを描くときに最も苦労するのが、「ブーツの足の角度」と「各パーツの相対的な大きさ」です。私の考えた簡単に描くコツを紹介します。
ブーツの基本図形を考えてみましょう。足を入れる部分を「ブーツの口」、ブーツの高さに当たる部分を「シャフト」、下の部分を「ブーツの足」と呼び、順に楕円形、長方形、大きな楕円形で描くことができます。
「ブーツの足」は「シャフト」に対して角度がついています。この角度を時計の針に置き換えて考えてみましょう。
すると、一方の針(シャフト)は12時を、もう一方の針(ブーツの足)は7時と8時の間を指しています。横に時計の絵を描いて針を描き入れ、その角度を写し取ってもいいでしょう。
「時計の針」を描いたら、その上に基本図形の長方形と楕円形を配置していきます。針は楕円形(ブーツの足)と長方形(シャフト)のちょうど真ん中を通っているので、図の配置だけでなく、幅を決める目安にもなります。
「ブーツ」2つめの難関を解決するヒント
絵を描くうえで大切なのは、それぞれのパーツの相対的な大きさが実物とマッチするように正しい比率で描くことです。ブーツを描くときのテクニックを次に紹介します。
・「シャフト」の高さは、「ブーツの口」1つ分より少し長くします。
・「ブーツの足」の長さは、「ブーツの口」2つ分より少し短くします。
・「ブーツの口」の代わりに、コインの幅を基準にしてもよいでしょう。
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