今週は、競馬カレンダー的には、秋のGⅠ連戦の中の小休止の週だ。予想対象のレースはアルゼンチン共和国杯、ハンデ戦のGⅡ(11月9日、東京競馬場第11レース)だ。肩の力を抜いて秋シーズンの馬券戦略を点検しつつ、幸運をゲットして、残りのシーズンの資金を稼ぎたい、といった手前勝手なイメージが浮かぶ。
「狙いたくなる馬のイメージ」から、ホッコーブレーヴで
ハンデ戦だけあって、1番人気はそれほど強くない。しかし、それなりの伝統と重量感があるレースで、55キロ〜57.5キロくらいの、そこそこに背負わされた馬が実績を挙げている。
「実績・地力があって、前走あるいは前々走にタイム的には小差ながら着順を落としている、東京コース向きの馬」というのが、狙いたくなる馬のイメージだ。本命はホッコーブレーヴだ。春の天皇賞3着と長距離実績と格は十分、左回りの芝で4勝、2着2回と、ここは適鞍だ。宝塚記念以来の休み明けだが、過去鉄砲でもよく走っている(休み明け6回中、2勝、2着2回)。
対抗に重賞2勝の実績があるハーツクライ産駒フェイムゲームを採る。東京コースではダイヤモンドステークス勝ちがあり、距離も守備範囲だ。秋にオールカマーを1回使っているのもいい。
ほぼ同格の3番手はラブリーデイだ。同コース・距離の春の目黒記念で1番人気に支持されており、この時は0.2秒差の5着だったが、今回は鞍上がルメールに強化された点を買いたい。
上位3頭は何れもハンデ57キロである。ハンデ戦なので、相手も手広く可能性を考えたいところだ。トップハンデ58キロの自力あるデスペラード、前走大敗だが一戦叩いて56キロをもらったマイネルメダリスト、左回り走る55キロのスーパームーンまで手を拡げる。
馬券は力まずに、薄く広くが基本戦略だ。
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