予算編成に新たな難題浮上、B型肝炎集団訴訟の和解金支払いが数兆円規模に

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予算編成に新たな難題浮上、B型肝炎集団訴訟の和解金支払いが数兆円規模に

2011年度の予算編成において、新たな難題が浮上してきた。今年3月に札幌、福岡両地裁で和解勧告が出されたB型肝炎集団訴訟の和解金支払いだ。

国側は慢性肝炎患者1人あたり500万円、肝硬変や肝ガン、死亡した患者は1000万円から2000万円の範囲で調整していると報道されており、櫻井充・財務副大臣は7日の定例記者会見で「推定で数兆円レベルに達し、捻出するのはかなり大変。あまりに大きな規模になるなら、予算の削減や増税も考えないといけなくなるかもしれない」と述べ、懸念を示した。

ただ、国による金銭的な補償が受けられる疾病とそうでない他の疾患とのバランスの問題もある。櫻井副大臣は「軽んじるつもりは全くない」とも述べており、重い決断を迫られることになりそうだ。

山田 徹也 東洋経済 記者

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やまだ てつや / Tetsuya Yamada

島根県出身。毎日新聞社長野支局を経て、東洋経済新報社入社。『金融ビジネス』『週刊東洋経済』各編集部などを経て、2019年1月から東洋経済オンライン編集部に所属。趣味はテニスとスキー、ミステリー、韓国映画、将棋。

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