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今さら聞けない「デザイン思考」基本の5ステップ 代表的な2つの「フレームワーク」を図で解説

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  • 手塚 貞治 日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 プリンシパル

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「デザイン思考のフレームワーク」について解説します(写真:takeuchi masato/PIXTA)
イノベーション開発の文脈では、デザイン思考は「ユーザーの顧客体験から本質的なニーズを発見し、イノベーションにつなげる思考法」とされています。イノベーションというとどうしても「従来の思考や枠にとらわれない、突飛で革新的」というイメージがつきまといますが、その思考プロセスも実は定式化されています。『武器としての戦略フレームワーク』を一部抜粋し再構成のうえ「デザイン思考のフレームワーク」について解説します。

5つのデザイン思考プロセス

ユーザーの「顧客体験」を軸にビジネスを再構築してイノベーションを起こす発想法として、昨今注目されているのが「デザイン思考」です。デザイン思考にもさまざまな定義がありますが、イノベーション開発の文脈では、ユーザーの顧客体験から本質的なニーズを発見してイノベーションを起こす思考法のことを指します。

ここで大切なのが、デザイン思考のプロセスが定式化されていることです。これについてもいくつかあるのですが、ここでは代表的な2つのフレームワークを紹介しましょう。

1つ目は、スタンフォード大学dスクールが提唱している「5つのデザイン思考プロセス」です。デザインコンサルタント会社IDEO創業者のデビッド・ケリーが設立したスタンフォード大学dスクールは、まさしくデザイン思考の総本山とも言える場所で、デザイン思考といえば、このフレームワークが最も有名でしょう。下図のように、5つのステップを踏まえてデザイン思考を実践していくことが推奨されています。

(画像: 『武器としての戦略フレームワーク』)

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【「共感(Empathize)」からスタートする理由】

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