相模鉄道、悲願の東京乗り入れ 懸案は横浜駅の地盤低下

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相模鉄道、悲願の東京乗り入れ 懸案は横浜駅の地盤低下

今から10年後、相模鉄道(相鉄)横浜駅の利用者は2~3割、減っているかもしれない。 同駅の乗降客数は1日約43万人。東京急行電鉄東横線の渋谷駅と同レベルで、私鉄では有数の規模を誇る。

横浜駅利用者が急減する可能性があるのは、相鉄がJR東日本、東急との相互直通運転を計画しているからだ。現在、西谷からJR東海道貨物線の羽沢付近まで連絡線を建設中。2015年度には貨物線を経由して湘南新宿ラインに入り、渋谷、新宿方面へ乗り入れる。さらに、羽沢から新横浜経由、東急線日吉まで新線を建設。19年度には東急線と相互直通運転を始める(下図)。

この新線は相鉄が建設するのではない。都市鉄道等利便増進法に基づき、独立行政法人の鉄道・運輸機構が整備・保有し、相鉄、東急が施設利用料を支払って営業する。いわゆる上下分離方式で、大きな投資負担を負うことなく、悲願の東京都心乗り入れを実現できる。相鉄には願ってもない話である。

JRとの相互直通は朝のラッシュ時間帯に1時間4本、東急線には同10本が乗り入れる。現在の横浜経由に比べ、二俣川-新宿間の所要時間は15分も短くなる。相鉄では「JR相互直通で8%程度の人が新ルートに移行。新たな需要も生まれ、1日7万人が西谷-羽沢を利用する」(沼野恵一・相模鉄道社長)と予測する。また、相鉄・東急直通線は1日27万人の利用が見込まれる。


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