自分色に染めたいモバイル端末--シャープのタブレットPC「NetWalker PC‐T1」《東洋経済モノ奉行》

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 ちなみにPC-T1ではマイクロソフト・オフィスは使えない(リナックスOSだから当然だが)。その代わりにプリインストールされたオフィス互換のフリーソフト・オープンオフィスで、エクセル、ワード、パワーポイントのファイルを開くことができる。PDFも含め、ビジネス用途のファイルチェックに不便はない。感圧式タッチパネルという特徴を生かし、メールに添付された書類を出先で開き、スタイラスペンで手書きでメッセージを書き込み送り返す--といった作業に向いている。


■手書き文字をファイルに書き込む

・拡張性が高い

iPadなどアップル製品に比べた時の最大の強みが拡張性。USBの接続端子とマイクロSDカードの挿入口がある。本体の記録領域は1.5GB、リカバリーディスクを削除しても2GBしかないが、USBメモリなどの外部媒体が使えれば、記録力は十分補えそうだ。通信面でもこのUSB端子が活躍する。本体には無線通信のワイヤレスLAN機能があるが、イー・モバイルなどのUSBモジュールを準備すればどこでもメールチェックが可能だ。


■通信モジュールを接続

拡張性はソフト面でも高い。ウェブブラウザのFirefox、メーラーのThunderbirdはいずれもリナックス系ソフト。基本的な操作はエクスプローラー、アウトルックとほとんど同じなうえ、ネット上で無料頒布されている拡張アプリケーションをダウンロードすれば、機能や使い勝手をお好みにチューンアップできる。ただ、本体の記録領域が大きくないというのがここでネックになりそうだが……。

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