奨学金返済のために「推し活を断捨離」…手取り19万円女子が「奨学金200万円をわずか5年で完済」した舞台裏が凄かった
「第一種奨学金(無利子)の返済はまだ残っていますが、毎月の1万4000円はそこまで負担に感じていません。だから、無理に繰り上げ返済をする必要もないかなと思っています。まあ、毎月2万7000円を返済していた時期もあったし、奨学金返済は大なり小なり今の私の人格に影響を与えていますけどね」
そう語るのは、鳥取県出身の大林美紀さん(仮名・33歳)。神奈川県の食品メーカーで勤務する彼女は、大学進学にあたり、奨学金を借りるという選択をした。
第一種奨学金(無利子)が307万円、第二種奨学金(有利子)が205万円。合計で512万円にもなる。かなり、借りた金額としては大きいほうだ。社会人開始時から、月々「2万7000円」を返済していた。
毎月「2万7000円」に至るまで
もともと薬学部に興味があった大林さん。しかし、6年間分の学費はとても払えないと早い段階で悟り、推薦で埼玉県にある理系の大学へ進学した。


















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