200万円を5年間で完済したということだが、手取り20万円前後と考えると、かなりのスピードだ。日々の暮らしで相当、節約を意識してきたということである。
そして、第二種奨学金の返済完了を機に、大林さんは積み立てNISAも開始した。
「それまでは貯金も難しかったのですが、完済後は資産形成を意識するようになりました。『もしものとき』に備えて、しっかり貯金しておきたいという気持ちが大きいです。一時期は奨学金を早く返したい気持ちもありましたが、今は貯金を優先しています」
現在も大林さんは社会人になってから住み始めた、月5万3000円のアパートに暮らしている。会社と駅からも近いため、特に不自由はしていない。
「それに、家賃が安い分、交際費に回せたり、貯金ができたりしています。本音を言えば引っ越したい気持ちもありますが、今より家賃が上がるのは確実なので、なかなか踏み出せません。例えば、家賃が5万円から7万円に上がれば、それまで貯金に回せていた分が削られてしまいます。そのため、『我慢してでも今の部屋で節約を続ける』という方針で生活しています」
それでも「お金をかけている」ものがあった
なんだか「奨学金を借りたらそこまでお金に厳しくないといけなくなるのか……」と思ってしまうかもしれないが、大林さんは生活に必須ではないお金はすべて貯金か投資にまわす性格なのだ。第一種奨学金を全額返済できるだけのお金も手元にあるが、利子がつかないのでわざわざ返す必要がない。それよりも、貯金がゴッソリと減るほうが嫌なのだという。
そんな彼女が、今いちばんお金をかけているのが「美容」である。





















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