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手取り19万「奨学金200万を5年で完済」の舞台裏

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「基礎化粧品などに、月1万円ほど使っています。これは自由に使える交際費の枠から出していて、意識的に『ここにはお金をかけよう』と決めています。というのも、30歳を過ぎてから肌の変化を実感するようになったからです」

基礎化粧品であれば、必要経費なのだと思うが、美容といっても医療脱毛などではないのが、大林さんらしい。

今の価値観を受け入れて生きている

「やっぱり金額が高すぎて、自分には贅沢だと思ってしまいます。でも、『贅沢だと思ってしまう自分』に、少し寂しさを感じることもありますね。ただ、今はそういう価値観で生きているんだなと受け入れています。悔しいとか悲しいというわけではなく、自分の中ではきちんと割り切れています」

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物価高が続く今の状況では、節約は欠かせない。しかし、奨学金の返済のために、月3万円の交際費や推し活代すらあきらめなければならないという現実には、驚きを隠せなかった。

大林さんは奨学金を借りたことに後悔はしていない。奨学金を借りなければ大学進学はできなかった。ただ、一方で人生の選択肢が制限されたこと、そのような生き方にすっかり慣れたことには、一抹の寂しさもあるようだ。

「もっとアルバイトをがんばって、奨学金の額を減らす努力もできたかもしれないし、そもそも『借りる』という選択自体をもっと慎重に考えられたらよかったと、少し後悔しています。『借りること』が悪いとは思いません。でも、借りる前に情報をきちんと集めて、自分で納得して決めることが本当に大切なんです。もしもっと早く、いろんな奨学金の選択肢を知っていたら、今とは少し違う生活になっていたかもしれませんね」

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