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ようやく秋めいた季節になってきました。長く厳しい暑さを耐えたものの、最近妙に疲れやすい、階段の上り下りもおっくう、徹夜する元気がなくなった。その上、肌の荒れや抜け毛まで気になる……いままで元気だったのに、「身体の急な衰え」を感じている人も多いかもしれません。私たちの体に何が起こったのでしょうか?
久しぶりに行った同窓会、同い年とは思えないほど元気な人がいる中で、「この人は先生だったっけ?」と思うほど老け込んでしまった人もいますね。その違いはどこから生まれているのでしょうか?
人は、等しく年を取るわけではありません。同じ年でも見た目が違うのは、「内臓の衰え」が、年齢を決めているからなのです。東洋医学では、内臓の中でも、特に「腎(じん)」が体内の年齢を決めると言われています。腎が生命エネルギーを司ると考えられているわけです。
東洋医学の古典、『黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)』には、女性は7の倍数(14歳、21歳、28歳、37歳・・・)、男性は8の倍数(16歳、24歳、32歳、40歳・・・)の年齢に節目を迎え、体は変化していくと記されています。
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