会社で嫌なことがあった。人間関係が上手くいかない……。その上この暑さ。イライラが増してきます。そういう時はこってりした料理をガッツリ食べて、お酒をがぶがぶ飲んで、ストレス解消だ! そんな方も多いと思います。しかし翌朝、胃もたれ、頭痛に襲われ、やらなきゃ良かったと大反省……。
ストレスからくる暴飲暴食には、原因があります。その原因が分かればきちんとした対処法も取れます。再び暴飲暴食に走ってしまっても、その場、その場でリセットできるのです。今回は、暴飲暴食による「生産性低下」からすばやく立ち直る内臓のセルフケアについてお話ししましょう!
原因はエネルギー漏れ
東洋医学では、胃は脾の経絡に属し、脾は五行の中心である土の要素を持っています。中心であり、土ということは、エネルギーを生み出す場所であるということ。胃がしっかりしている時は食べたものもきちんとしたエネルギーとなり、精神活動、肉体の活動を支えてくれます。
しかし、精神的にショックなことやストレスがあると、脾の経絡にダメージがかかりすぎ、胃にぽっかり穴が開いたような「気虚」という状態になります。つまり、エネルギー漏れしている状態。これでは、何をどれだけ食べても、精神活動、そして肉体の活動を支えてくれるエネルギーにはなってくれませんね。そのためエネルギーをつくり出そうと、たくさん食べたくさん飲んでしまうのです。
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