暴飲暴食してしまった時のお助け食材
胃も肝臓もお疲れの時は、消化を助けてくれる大根、特に大根おろしがおすすめです。大根おろしには昔からさまざまな薬効があって、「病気知らず医者要らず」と言われていました。
大根には、ジアスターゼという、でんぷんの分解を促進する消化酵素が含まれています。胃腸の働きを助け消化不良を解消したり、胃酸をコントロールして胃もたれや胸やけを防止する働きがあります。実際、ジアスターゼは消化不良改善の胃腸薬にも配合されています。大根のほか、やまいもなどにも多く含まれています。
ただし、ジアスターゼなどの酵素は加熱に弱いので、大根おろしや、やまかけのように生で食べる方法が一番効果的。また、酵素は酸化されやすく、空気に触れると減ってしまうため、おろすタイミングは食べる直前が理想的です。
食べ過ぎで胃腸の調子が悪い時や、二日酔いの時、目覚めたばかりで食欲のない朝などには、メニューに大根おろしを加えたり、やまいもをすりおろしてご飯にかけて食べることをおすすめします。
また、飲み過ぎてしまった時は、何といっても柑橘類、そしてお味噌汁がおすすめ! 東洋医学でも、肝の疲れをとるのは「青」と言われ、海藻や緑黄色野菜を積極的に取るように心がけてみましょう。
飲み過ぎた日の翌朝は、海藻、小松菜などの青野菜を入れたお味噌汁と、大根おろしのセットでスタート! 職場ではグレープフルーツジュースを飲みながら。午後にはきっと、胃の辺りが楽になっていることでしょう。
寝ることが一番の内臓ケア
暴飲暴食してすぐに横になることはおすすめできませんが、しばらく経ってからゆっくり横になって、睡眠を取るのが一番です。なぜなら肝臓は寝ている間に修復されると言われていますし、寝ている間は、内臓も休息をとることができます。またストレスのせいで頭の中もパンパンなはず。脳も電源をオフして、頭をクールダウンしてみてはいかがでしょうか。暑さがまだまだ続く中、胃も肝臓もケアしながら元気に過ごしましょう。
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