その後、長めに温めのお風呂に浸かり、そしてよく眠ること。寝ている間に肝と腎のエネルギーが補気されて、翌日からの力になってくれることでしょう。
小豆が効く
④の黒色食品摂取の簡単な方法を説明します。手に入れやすい小豆を利用します。昔から、小豆は腎の薬と言われ、女性は初潮を迎えると小豆ごはんを食べたほど、発育と生命エネルギーの助けになる食品と言われていました。また、小豆には、サポニンとカリウムが豊富に含まれています。このサポニンとカリウムが血液内に入っていくと、体内の余計な塩分を排出させるお手伝いをしてくれるのです。特にサポニンは体内の余計な水分や老廃物の排出を促します。
ではサポニンを効果的にとり、腎機能を回復させる「簡単小豆茶」の作り方をご紹介しましょう。小豆茶は小豆を煮込んでそのまま煮汁ごと飲むという簡単なものですが、小豆の栄養成分をそのまま体に入れることができるメニューです。
豆のままから作るときには、小豆60gに対して800cc(2カップ)の水を入れてそのまま数時間浸しておきます。そのあと30分くらい時間をかけて煮立てたら、小豆の実をこしてその煮汁を飲みます。まさにあずき色のお茶になるので、温かいうちに飲むようにしてください。
飲んでいると尿意が頻繁に感じるので、我慢せずに何度もトイレにいきましょう。1日何度でも飲めます。まずは3か月ほど、続けてみてください。小豆は捨てずにそのまま食べたり、スープの具などとしてお使いになってみてください。
以上の誰でもできる方法で、余計な水分や老廃物を排出し、腎の機能を高め、明日から実年齢マイナス10歳を目指した身体づくりをしてみませんか。目の下のクマ、身体の衰えなんて、どこ吹く風! 内臓のケアと小豆茶で10年前の若さを取り戻しましょう!
(イラスト:渡辺葉子)
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